
持ち家でも賃貸でも、お家の中に必ずある『窓』
その窓をカーテンやカーテンアクセサリーで装飾して、自分好みの空間にするポイントと、
窓サイズ別のオススメのスタイルをご紹介します。
まず、窓装飾する部屋をどんな空間にしたいかを考えてみましょう。
その部屋をどんな空間にして、どのように過ごしたいでしょうか?
例えば、家族が集まるリビングはナチュラルで温かい空間にしたい。夫婦でくつろぐ寝室はシックで
落ち着く空間にしたい。など、お部屋によっても居心地の良さや好みの雰囲気は変わります。
サンゲツ様より画像をお借りしました。
麻などの素材を使うと、ナチュラルで柔らかく温かみのある空間になります。
シャッターがある窓などは、ドレープ+レースという固定概念ではなく、レース+レースで色の濃淡を付けてコーディネートすることでより柔らかい雰囲気になります。
サンゲツ様より画像をお借りしました。
都会的な印象でモダンな雰囲気にしたい場合は、素材をサテン風の光沢感のある無地で
色を濃い目のグレーにするとグッと大人な印象になります。
合わせるレースは、シアー感がありシルバーの糸を使用している物や薄いグレーを合わせると
高級感のある窓まわりを演出できます。
サンゲツ様より画像をお借りしました。
子供部屋や北欧スタイルのお部屋には、柄物や明るい色のカーテンがよく似合います。
壁紙やラグの色味も合わせてお部屋のファブリックを整えれば、統一感のある空間に仕上がります。
窓まわりを彩るのはカーテンだけではありません。
ブラインドやロールカーテンなど、様々なスタイルがあります。
窓の大きさや用途に合わせて、多くのスタイルの中からお部屋に合ったものを見つけてみましょう。
バーチカルブラインドは開閉も比較的軽く、羽の調節で光の加減を調整できるので大きなサイズの窓に
オススメです。デザイン性、利便性が高く、レースを組み合わせる事も可能です。
タチカワブラインド様より写真をお借りしました。
縦長の窓や腰窓は、シェードカーテンやブラインドで上下に開閉できるスタイルにすると
降ろした時にスッキリとした印象になります。
サンゲツ様より画像をお借りしました。
ウッドブラインドは色のバリエーションが多く人気があります。
好みの雰囲気や内装材に合わせて色を選ぶことが出来ます。
選ぶカーテンによって、お部屋を快適にするお手伝いが出来ることをご存じでしょうか?
代表的な機能として、「視線を遮る」「光を遮る(遮光)」「洗える(ウォッシャブル)」
「燃えにくい(防炎)」の4つをご紹介します。
人通りが多い道に面している窓の場合は「ミラーレース」と呼ばれる日光を反射して外から見えにくくしてくれるレースを選ぶのがオススメです。
寝室など、朝日などが気になる時には光を遮る遮光カーテンを使います。
夜、在宅の気配をカーテンで隠したい場合も遮光の生地を選びましょう。
お子様やペットと一緒に暮らしている方は、洗えるウォッシャブルの生地がオススメです。
ウォッシャブルは洗っても形が崩れにくく、キレイを保てます。
高層マンションにお住まいの方は、防炎カーテン、もしくは防火カーテンと呼ばれる燃えにくいカーテンを
付けることが義務付けられています。
火災の際に窓から逃げるため、カーテンが燃え広がらないように作られているカーテンです。
一軒家等にお住まいで防炎カーテンにする義務が無くても、選択肢のひとつに入れても良いですね。
カーテンをまとめるタッセルは、カーテンと同じ生地を使用した共布以外にも
様々な素材やデザインがあります。
こちらはロープに丸い飾りが付いたタッセルです。
淡いピンクのカーテンの布地に合うくすみカラーでのコーディネートです。
可愛らしい雰囲気に、タッセルを締め色のアクセントにしています。
こちらは存在感のある豪華なフリンジが目を引くタッセルです。
パープルのヘリンボーン柄も上品で、シックな印象になりました。
重厚感のあるカーテン生地にもピッタリです。
Stone&co shopより画像をお借りしています。
こちらはフェルトボールのタッセルです。
アクセントになる色やカタチを選ぶことで、空間が引き締まった印象になります。
カーテンを新たに変える時にカーテンタッセルを選ぶのはもちろん、今付いているカーテンタッセルを
好みの色やデザインに変えて「あそぶ」のもオススメです。
「外から見えない」ために取り付ける場合が多いカーテンですが、選ぶものでお部屋をワンランクお洒落に出来ます。
こだわりのカーテンやタッセルで、生活や空間に彩りをプラスしてみてくださいね。
記事担当
片付け・収納・インテリアの専門家「株式会社アンジェ・リュクス」伊藤彩