
2023年度はこどもエコすまい支援事業という補助金制度が行われておりました。
しかし、同年度9月に予算に達してしまった為、新たに補正予算案にこどもエコすまい支援事業の後継事業として予算が盛り込まれました。
その名も『質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援』(仮称)です。
今回はその概要について解説していきます。
『エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯、若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯、若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図る』ということで要約すると、、、
子育て世帯・若者夫婦世帯が省エネ住宅の購入、もしくは省エネ住宅へのリフォームを行った場合に補助金を出しますということですね。
ちなみに、子育て世帯・若者夫婦世帯とは以下の通りです。
・子育て世帯 → 18歳未満の子を有する世帯
・若者夫婦世帯 → 夫婦のいずれかが39歳以下の世帯
『新築』
子育て世帯・若者夫婦世帯
①長期優良住宅 100万円/戸
②ZEH住宅 80万円/戸
※延床面積50㎡~240㎡まで。
※土砂災害特別警戒区域または災害危険区域は除外。
※市街化調整区域および土砂災害警戒区域、浸水想定区域は半額。
→詳細は公式ホームページにてご確認、住宅会社の担当様へご確認ください。
『リフォーム』
子育て世帯・若者夫婦世帯
①住宅の省エネ改修 上限30万円/戸
②住宅の子育て対応改修、バリアフリー改修、
空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事等 上限30万円/戸
③長期優良リフォームを行う場合 上限45万円/戸
④既存住宅の購入を伴う場合 上限60万円/戸
その他の世帯
①住宅の省エネ改修 上限20万円/戸
②住宅の子育て対応改修、バリアフリー改修、
空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事等 上限20万円/戸
③長期優良リフォームを行う場合 上限30万円/戸
『新築』
2023年11月2日~2024年12月末までに基礎工事より後の工事への着手したもの
『リフォーム』
2023年11月2日~2024年12月末までにリフォーム工事への着手したもの
工事の時期によって対象になるかが異なりますので、
ご自身が対象になるかどうか住宅会社のご担当者様へご確認ください。
まだ発表されたばかりの住宅補助金について、概要のご説明でした。
これから住宅を検討される方もすでに契約をしている方も対象になるかもしれませんので、
ぜひ一度ご担当者様へご確認いただき、しっかり補助金を受け取ってくださいね。
記事提供:オンリーワン・ファイナンシャル株式会社