
みどりのカーテンとは?
みどりのカーテンとは、つる性の植物を育てて、ネットを張り、
一面にはわせることによってできる大きな植物のカーテンのことで、グリーンカーテンとも言います。
みどりのカーテン(グリーンカーテン)が日陰を作ってくれるので、部屋の温度の上昇を抑えてくれます。
植物のカーテンはスダレや布などのカーテンよりも熱をカットする作用が高いと言われています。
それは、植物には打ち水効果のような蒸散作用があるためです。
葉には蒸散作用があり、周囲を涼しくする作用があります。
植物は、水分を吸収しながら呼吸をし、葉の表面にある気孔から水蒸気や酸素を吐き出します。
葉の気孔から水蒸気が放出されることで、周囲の空気を冷やすからです。
おうちの中を涼しくしてくれるのはもちろん、外側からはみどりのカーテン(グリーンカーテン)で部屋の中が見えにくくなります。植物なので見た目もおしゃれな目隠しになりますね。
植物には心をリラックスさせたり和ませたりする、精神によい働きをもたらしてくれます。
部屋の中から眺めるみどりのカーテン(グリーンカーテン)は、涼し気な色合いも心地よく、花が咲いたり実を収穫することでさらに日々の楽しみが増えます。
みどりのカーテン(グリーンカーテン)によっておうちの中が涼しくなることで、冷房などの電気使用量も減らす節電対策にもなります。
また、子供たちと一緒にみどりのカーテン(グリーンカーテン)を育てることで、植物を通して太陽や土に触れ、自然や生命の繋がりを学び、地球温暖化防止の大切さを学ぶ機会にもなります。
まとめると...
みどりのカーテン(グリーンカーテン)には、植物の蒸散作用で周囲の温度を下げる働きがあり、 植物は根から水を吸い上げ、葉の裏から水蒸気を放出する蒸散作用を行っています。 この蒸散作用では、水は蒸発する際に必要な熱(気化熱)を周囲から奪うので、周囲の温度を下げる働きがあります。 打ち水の効果と同じなので、エコで涼しく過ごすことが出来るのです。
いかがでしたか?
水やりなどの手間がかかりますが、エコで涼しく過ごせるので、草花の世話が好きな方にはオススメです。