〈頭金の考え方〉をテーマに、ご参考例をもとにご紹介します。
頭金を貯めてから購入は2〜3年後を予定しています。というお客様。
実は資産は減少しています。
例)月々10万円の賃貸に住みながら2年後に200万円を貯めようと計算された場合
賃貸10万×24ヶ月=240万円
頭金の積立 約8.3万×24ヶ月=200万円
自分のものにならない賃貸に240万円
積立は200万円
資産としては−40万円となります。
住宅購入を早めると自分のものになるものへお金を使うことになるので、資産になりますね!
住宅を購入するために18・3万円を毎月使っているという事は、
借入期間35年、金利0.8%の場合、総額6,700万の住宅を購入しているのと同じことになります。
例えば、欲しい住宅が5,000万の場合、今より住宅費用は上がりますが(約13・7万円)、資産になるものにお金を使いながら、差額分(4.6万円)を資産形成に回すと言う選択肢もありますね。
購入後、建物の価値は下がりますが、住宅ローンが終わったタイミングでお土地を売却する選択肢もあります。
売却費用で、老後、田舎へ引っ越す、中古のマンションを買うなどの資金へ充てることも可能です。
また、期間を延ばす事で金利の上昇リスク、物価高騰リスクも付いてきますので、住宅購入を検討されている方は価値観を含めたライフプランを作成し今後の事を考えてみてはいかがでしょうか?
記事提供:オンリーワン・ファイナンシャル株式会社