最近は、ネット型住宅ローンについてのご相談をよくお受けします。
金利も低くて、ネットだけで審査やお手続きが手間もなく簡単に出来ると思われているようです。
しかし、不備や手違いで審査に時間がかかり、取引に間に合わなければ大変な事になります。
実際に住宅購入時にネット型住宅ローンを使った場合のメリット・デメリットについてご案内いたします。
1. 変動金利が低い
2. 申込から契約まで大来店不要でネットで完結
3. その他サービスが充実している(団体信用生命保険など)
1. 店舗がない
相談する相手の顔が見えないといった不安を抱かれるお客様もおります。
しかしコールセンターを設置したり、オンライン相談が出来るところもございます。
また専用アプリから24時間手続きやチャットでご相談できる金融機関も増えております。
2. 事務手数料が割高
保証料がかからない代わりに事務手数料が割高な場合もあります。
金融機関の選択は、金利と保証料や手数料など、諸費用を含めて総返済額で比較する必要があります。
3. 住宅ローン審査が画一的な傾向がある
ネット型住宅ローンでは、登録された申込内容を一定の基準に合うかどうかでまず審査を行なうため、
どうしても画一的になりがちです。
ネット型住宅ローンは金利が低いというとても分かりやすく大きなメリットもありますが、一方で分かりにくいデメリットもあります。
住宅ローンを決定する際は、安易に金利だけで選ぶのではなく、それぞれの家計や考え方に合った選択をできるようにしてください。
記事提供:オンリーワン・ファイナンシャル株式会社