皆さんもご存じの通り、2024年11月5日のアメリカ大統領選の投開票によって、ドナルド・トランプ氏が次期大統領に決定しました。
本日はトランプ氏が次期大統領になることによる影響についてお話ししていきます。
トランプ氏の考え方は『アメリカファースト』です。常にアメリカに最大のメリット、利益が出るように考えているのが最大の特徴だと思います。
アメリカファーストの考え方の中で大きな項目が、貿易に対する税金、関税の引き上げです。関税を引き上げることにより、他国はアメリカへ輸出するとものすごく税金を取られることになるため、輸出が厳しくなります。そうすることで、他国からの競合他社をなるべく排除し、自国の会社を守ろうという考え方です。
結果として、米国の会社の利益が上がっていくことになるため、米国株式が上がっていくことが見込まれます。一般的には米国株式が上がると日本国内株式も連られて上がる可能性が高いので、日本経済も活性化されることが予想されます。
経済が活性化されると、住宅・不動産業界の動きも活性化することがおおいですが、一般の戸建、マンションを購入したい我々にとってはデメリットが出てくる可能性があります。それは『金利の上昇』です。景気が良くなると、一般的には金利も上昇傾向となりますので、住宅ローン金利が上がる可能性も出てきます。その分、収入も上がっていけばいいのですが、そうでない場合、ただ金利が上がってしまうというイベントになってしまう可能性があります。
経済動向については、あくまでも予想や考え方でしかないので、お約束するものではございませんが、もし今後金利が上がっていったとしてもしっかり住宅ローンを返済していけるのか、しっかり確かめてから住宅購入の一歩を踏み出される方が良いかと思います。
そのためには、まずライフプランをしっかり立てて、無理のない計画なのか確かめてから進めていきましょう。
記事提供:オンリーワン・ファイナンシャル株式会社