地震が多い国日本...
地震の備えを普段から意識している方もいると思いますが
毎日過ごすお家にも地震の対策をすると安心ですよね。
地震から家を守る制震ダンパーの効果について紹介します。
制振ダンパーとは、振動する建築物や構造の振れを減衰する装置のことです。
建物が揺れた際に、揺れ続けたり、変形・損傷したりしないように、家の構造に組み込んだ「ダンパー」と呼ばれる装置が揺れに合わせて変形・動くことによって地震のエネルギーを吸収し、揺れを抑えてくれます。
前回は制震ダンパーの特徴について紹介しました。今回はその効果について紹介します。
地震や台風などの災害からの振動のエネルギーを吸収します。
どのように振動を吸収して効果を発揮するのか制振装置MER System Cross Typeの効果を見ていきましょう。
地震等の揺れのエネルギーは建物の弱い所へ集中します。これにより内装材や外壁の亀裂など屋根瓦のずれ等の建物被害が起こります。
現在の木造住宅は耐震性に優れた非常に固い建物になっています。
固いものは衝撃が伝わりやすいです。
地震の際にタンスなどの家具が転倒する2次災害を起こす原因にもなっています。
制振装置MER System Cross Typeは、建物に伝わる地震エネルギーを吸収するので
建物への負担を軽減することが可能です。
建物を揺れの被害から守り安全・安心を手にいれることは、そこに住んでいる人だけではなく、その人の財産を守ることにもなります。
建物は大きな地震や繰り返し発生する余震により、釘やビス 接合部分の緩み等で耐震性が低下します。(スリップ挙動)制震装置MER System Cross Typeを設置することで、建物に伝わる地震エネルギー(加速度)を約40〜48%吸収し、建物への負担を軽減することで耐震性が維持させます。
また大きな揺れから何度も繰り返される余震に対しても最大限の効果を発揮します。
大きな地震から繰り返される余震の揺れはもちろん、自動車などが近くを通ったときにおこる交通振動などあらゆる揺れに対しても瞬時に効果を発揮します。
建物にかかる負担を抑えることで損傷を防ぎます。
また、抵抗力を頭打ちにするリリーフ機構を搭載しているので、躯体を痛めてしまう恐れもありません。(バイリニア特性)
建物にはそれぞれ固有周期という揺れやすい周期があります。
地震の周期と一致すると揺れが増幅されます。これを共振現象といいます。
阪神淡路大震災や熊本地震等において建物の倒壊の原因の一つとして共振現象があげられています。長周期から短周期のあらゆる地震波に対応するため、効果にはバラつきがありません。
⽇本は毎年20回以上台⾵が上陸しています。台⾵によって何度も繰り返される揺れで、家はダメージを蓄積し、新築時の耐震性が低下していきます。MERシステムは、地震はもちろん、知らず知らずに受けている台⾵の揺れによるダメージからも⼤切な住まいを守ります。
ダメージの蓄積を最小限に抑えます。
また、あえて減衰力を制御することで構造躯体を痛めない特性になっています。
「MERシステムクロスタイプ」の制震力は、交通振動にも大きな効果を発揮します。東名高速道路そばの住宅で車が通るたび、どのような揺れの影響があるかを、「MERシステムクロスタイプ」設置前と設置後で測定し、検証されています。設置前は車が通る際に、住宅の2階部分で44dBの揺れを感知したのに対し、設置後は29dBまで揺れが抑えられる結果に。最大約34%振動を減少させることができました。
このようにあらゆる揺れから守ってくれます。
地震の揺れの対策に制震ダンパーを検討してみては?
詳しくは日本制震システム株式会社ホームページをご覧ください。
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・日本制震システム株式会社ホームページ