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ウッドショックはどうなった...??

ウッドショックはどうなった...??
ウッドショックという言葉を聞いたことがあると思います。
ウッドショックとは、2021年前半に発生した世界的な木材価格の急騰と供給不足のことで、それに伴う諸問題のことを言います。
1970年代のオイルショックになぞらえてこう呼ばれるようになりました。
原因や影響、今現在はどうなったのかを簡単に説明します。

原因

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響

世界的なロックダウン(都市封鎖)により、伐採や製材、輸送などのサプライチェーンが停滞しました。
テレワークの普及などを背景に、特にアメリカで郊外住宅の需要が急増しました。
また、世界的な物流の混乱により、木材を輸送するためのコンテナ船やコンテナが不足しました。

日本の「買い負け」

住宅用木材のおよそ半分を輸入に頼っている日本は、大量購入するアメリカや中国の市場と競合し、木材の確保が困難になりました。
国内自給率の低さも一因となりました。

影響

・新築住宅価格の上昇: 輸入木材の価格高騰は、特に戸建て住宅の建築コストに大きな影響を与えました。
・工期の遅延: 必要な木材が手に入らないため、住宅建設の工期が遅れる事態が発生しました。
・国産材利用の促進: ウッドショックを機に、輸入材から国産材への切り替えや利用促進の動きも見られました。
木材価格は2023年以降徐々に落ち着きを取り戻しつつありますが、原油価格や円安の影響などにより、依然として不安定な状況が続いており、今後も続くことが予測されています。

現在は?

2025年現在、ウッドショックはピークを過ぎて落ち着きを見せつつありますが、完全には収束していません。
今もなお不安定な状況が継続しています。
木材価格はピーク時より下落傾向ですが、2020年頃の水準には戻っておらず、円安や国際情勢(ウクライナ侵攻など)の影響で高止まりしています。
新築・中古住宅購入を検討する際は、工務店などから最新の価格動向や情報収集を行い、国産材への切り替えや代替材の検討も重要です。

・価格: ピークは過ぎたが、ウッドショック前の水準には戻っていない。
・供給: 輸入材の入荷は回復傾向だが、ロシア・ウクライナ情勢などのリスク要因あり。
・国内対策: 国産材利用促進など政府の対策が進み、国産材価格は安定傾向。


住宅購入者へのアドバイス

最新情報を収集し、メディアや工務店から常に最新の価格動向や市場情報を確認することが大事です。

国産材・代替材の検討もする。国産材への切り替えや、鉄骨造・RC造など木材以外の構造・建材も視野に入れましょう。
焦らず、価格動向を見ながら最適なタイミングを判断する。

収束の目処は不透明です。新型コロナウイルスや国際情勢の影響で、ウッドショックの終わりは見通すのが難しいでしょう。円安やエネルギー価格高騰が続き、輸入材価格は高値が続く可能性もあります。

いかがでしたか。

新築購入を検討している方は、ぜひ頭の片隅にこのウッドショックの情報を入れておいてください。